【番外編 〜キリマンジャロ登頂レポート〜】

みなさん、おはようございます
こんにちは!こんばんは!

今回のブログは番外編!
キリマンジャロ登頂チャレンジのレポートになります

合同会社こっから唯一の制度?である、「Playful Planet Quest 略してPPQ
1年に1回、事業開発もしくは個人の自己開発のため海外で鍛錬してくる制度)
今回はこの制度を利用して、キリマンジャロにV(武井)&デビの二人で行ってまいりましたー!

そもそもキリマンジャロってどこ?という方向けに説明を
キリマンジャロ(スワヒリ語: Kilimanjaro はタンザニア北東部にある山で、標高5,895m
独立峰では世界で最も高い。
また、7大陸最高峰(Seven Summits)としても名を連ねており、アフリカ大陸で最も高い山となっている。(参照:wikipedia

僕たちが登ったことがある山の最高峰は富士山の3776m
そして二人にとっても未踏の地、アフリカはタンザニア

なぜそんな無謀な挑戦をしたのか
Vはこう語ります
「それらしい理由付けは色々と出来るのですがほんとのところは『直感』としか言いようがありません
あえて言語化してみると『今、ここの土地に触れることが自らの可能性をさらに広げてくれる』
何となくそんな感覚というか確信めいたものがあり、湧いてくるままに登ることにしました」

感覚の赴くままに、ともすればリスクを背負っての登山
その挑戦の先にどんな景色が見えるのか
それでは体験したばかりのホヤホヤの軌跡、スタートです!

----------------------------------------


1/22.23
キリマンジャロ国際空港に到着
翌日、現地のツアーエージェントと交渉

6つあるルートの中で、
初心者にはきついが羨望や植生が綺麗なマチョメルートをお勧めされる
当初予定していた体力的にも負担の少ないマランガルート(通称コカコーラルート=コカコーラを飲むほど簡単の揶揄)をやめ、マチョメルート(通称ウィスキールート=同様にウィスキーを飲むぐらい難しいことの揶揄)で登ることを決意


1/24
マチョメゲート(1800m)からいよいよ登山スタート!
まだまだ元気!植生も豊かで綺麗な眺望にも励まされる
約4時間でファーストキャンプとなるマチャメキャンプ(2800m)に到着

現地の言葉でPole-Pole:ポレポレ(ゆっくりゆっくり)と言われ続けながら、かなりのスロースピードで歩く

すでにうすら寒い風の中、なぜか半袖で登るV
当然のように体が冷えてしまい、
また日本の化学性が強いお菓子を食べたこともあり強烈にお腹を壊してしまう
夜中テントで寝てる間も1時間に一回は起きてトイレへ
「俺の体が化学を受け付けない」の名言を残す

1/25
登山2日目
8時ごろスタートし12時過ぎにはセカンドキャンプとなるシラキキャンプ(3800m)へ
2日目で富士山頂より高い場所でのキャンプとなった

途中の植生も綺麗で、かつキャンプからの眺めも最高
昼からはあいにくの雨でずっとテントの中で過ごすも、近くの更に眺望が綺麗な場所へガイドのアレックス(65歳、登山歴40年以上)が連れて行ってくれたりとまだまだ楽しい感じ

気がかりなVのお腹も完全復活
「冷えてただけやった」と言い捨てる

ただ料理がほぼ全て同じ味という新たな気がかりが・・・
スープやソースの具材は変われど同じ味

そんな時、日本から持って来た味噌汁を飲む
この時初めて、味噌汁は体を温めるだけでなく、心も温めてくれるものだと知る
ありがとう 永谷園さん


1/26
登山3日目
この日は高地順応のためのルート
午前中は一度ラバタワーキャンプ(4600m)まで上がり、
そこでランチを食べたあと、改めてバランコキャンプ(3900m)まで下る
4000mを超えると山の景色も一変し、岩や土のみの混沌とした景色に

雪が降り出し、横殴りの雪の中ラバタワーキャンプでのランチとなった
体調に異変もなく、まだまだ元気な状態が続く



1/27
登山4日目
朝からグレートバランコウォールと言われる絶壁に挑戦
岩山をひたすら手を使いながら登り下る
激しいルートだが、バラフキャンプ(4700m)まで突っ切る
ここまでくるとかなり寒くまた雪も降り続ける

この日から完全に同じ味の料理に体がやられ出す
しかし、やはり日本から持って来たカップラーメンが救ってくれた
カップラーメンにお腹を満たしてもらうだけでなく、心も満たしてもらう
初めてカップラーメンを食べて泣きそうになる
ありがとう 日清食品さん

/28
登山5日目
ついにハイライトである登頂の日
午前0時に出発
真っ暗の中、気温もグングン下がり続け−10度の世界へ

5500mを超えたあたりから、デビに異変が!
頭はガンガン鳴り続け、気持ち悪くなり、呼吸は荒れ続け、体温は下がる
「もしかしたら高山病か?」と勘ぐるも、まだ我慢できないほどではない
Pole Pole!!と言い聞かせながらゆっくりと登り続ける

Vはお腹が治ってからすこぶる元気で、
なんとガイドに対して「もっと早く歩こう!」と提案する始末

そんなこともありながら各ルートが一斉に集まるジャンクションのステラポイント(5780m)に到着
と同時にお腹の痛みを我慢していたデビが、誰もいない雪の茂みに駆け込む
「こんな開放的且つ高所でトイレをした日本人、もしかしたら俺が初めてちゃう?」
などと考えながら用を済ますと、何故か体調も完全に回復ww
残り100mの山頂ウフルピークへ(5895m

残り100m
お腹を壊したこと
同じ味で舌の感覚が麻痺し本当に辛い思いをしながら料理を食べたこと
シャワーもなく、傾いた地面でぐっすりと寝れないことなど



様々な想いを噛み締めて歩いていると、後ろからパーっと光が差し込む瞬間が!
振り返ると太陽が顔を覗かせ、あたりを圧倒的な光で包みこんだ

真っ暗な雪の山肌を、鮮やかに色づける壮大な日の出
その光景は、思わず涙を浮かべてしまうほど美しかった

そんな絶景に包まれながら、ついにウフルピークへ(5895m)
登頂できた興奮の渦の中、写真を撮ったりと約30分の休憩
そして、そのまま一気に3000m付近のキャンプまで駆け下り
この日は就寝

1/29
登山最終日
この日は約3時間程度で終了
ずーっと下りの中、どんどんと上がる気温を肌で感じながら、
最終のムウェカゲートで登山完了!
証明書をもらい無事にホテルへと帰還
----------------------------------------

書ききれないぐらい色んなことがありましたが、
こんな5泊6日を楽しんできました

これからもPPQを活用し、こっからメンバーは世界へと目を向けます!
また他のメンバーのPPQ体験もお楽しみにー!

以上、まだまだ暑いタンザニアからでした

P.S.
また、今回のキリマンジャロのアテンドを全てお任せしたエージェント「Summit 2 Sand Safaris」のDavidはかなりおすすめです
空港までのピックアップはもちろん、現地で食事を提供してくれたり、とりあえず楽しんで帰って欲しいという思いが伝わってくる良いエージェントでした
皆さんももしキリマンジャロやサファリに行かれるならSummit 2 Sand SafarisのDavidまで!
こちらレビューや連絡先などを載せておきます!

【HP】http://www.summit2sandsafaris.com/
【レビュー】https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g317084-d12918792-Reviews-Summit_2_Sand_Safaris-Moshi_Kilimanjaro_Region.html
【連絡先】info@summit2sandsafaris.com








コメント