【マラソン】

みなさんこんばんわ。

最近悪夢を良く見て汗だくで起きるデビです。

巨大なイノシシに追いかけられていました。

そんなどーーでもいい話はさておき、

実は、2月17日(日)熊本城マラソンに出走してきました。

結果は自己ベストを更新し4時間42分で完走！

去年は6時間38分だったので、約2時間も記録を更新！笑

今回のブログでは、そのマラソンについて。

一度騙されたと思ってマラソンに取り組んでみてほしいと結構本気で思っています。

言い古されていますが、マラソンは人生の縮図。

走っている最中に自分との対話をめちゃめちゃします。

それ以外する事無いので、むしろ対話しかしていないかもしれません。

今回の熊本城マラソンを走っているときのことを思い返しながら

どんな対話をしたのかを書いていきます。

スタートから10kmぐらいまでは周りに人も多く

体もまだまだ動き出したばかりでペースは少し抑え気味。

何よりも人が多い。狭い道路に10000人以上が集まるし、

それぞれのスピードの差があるのでぶつかりそうになることも多かったり、

いきなり前の走ってる人が止まってしゃがみこんで

靴紐結んだりなど他の人の行動にイライラすることも。

実はこれ思い返すと仕事や生活でも人のペースに巻き込まれたり、

自分のペース通りにならないとイライラしたりすることも多いなと。

そして思うのが、この自分のペースにするという発想は傲慢だなと気づく。

気づけばこのマラソンの時も、

「遅いんやったら端を走ったらいいのに」とか、

「ペース遅いこと自覚して配慮してや！」とか、

僕のペースが正解で、それに対してイライラして

自分は実はものすごく傲慢なのかもしれないと自覚。

スピードの差はもちろんそれぞれにあるし、

このスピードが正解というものは無い。

その中で「自分の定規」を振りかざして

議論することは押し付け以外の何でも無いし、

健全なものは生まない。

人の考え方やペースに思いを馳せ、

「そのスピードいいね！」

と言えるようになりたいなというのが10km地点での自分との対話。

20kmぐらいになると、実は一番ペースが速くなるタイミング。

この瞬間は無双状態で周りの沿道の方々の応援がものすごく嬉しい。

正直、この10kmはあまり記憶がなく無になって走っている

それも超えて30kmに来ると、

いきなり襲ってくる足の疲労と

胃から何かが逆流しようとする気持ち悪さ。

体が限界を感じだすと、初めに設定していた5時間を切るという目標を

下方修正したがる自分が出てくる。

「なんのために5時間切るのか？」

「いや、ちゃんと走れたらそれで最低限いいやろ。」

「別に誰にも迷惑かけていないしいいやろ。」

自分を守る理由を見つけて

自分が弱いのではなく意味ないからやと正当化する自分

そんな自分をひとしきり感じた後に、

しっかりとそんな自分いるよなーと愛でる。

その上で自分自身がやると言ったことやれたら嬉しいやろな。

そう思い直してまた走りだす。

マラソンで体を使うと

自覚できていない自分がわかりやすく顔を出すので、

そんな自分を愛でること、対話することで進み続ける。

そしてラスト40km地点

足は限界。頭もぼーっとしてフラフラ。

けど最後にすごい坂道が。

「ここまで頑張ったし、最後ぐらい歩いてもいいやろ」

という感情が最後の最後に湧いてくる。

自分を甘えさせて許してしまう顔が簡単に出てくる。

「うわ、また自分に対して甘えたな。かっこわる！」

「甘え続けた時に本当に得たいものは得れないけどいいのか？」

自分に甘えていることをしっかりと自分の中で言い聞かす。

それを受け入れて認める。そしてひたすら走る。

ペースが遅くなってもいいから走る。

結果、4時間42分。

マラソンは人生の縮図は本当にごもっともで、

実は今回も熊本城の周りを走っているようで、

自分の中を見続けました。

いろんな自分を感じて自覚して愛でる。

マラソンをするとこれほどまでにわかりやすく自分が表出されて、

対話し続けることができるし、

何かクリアになり次に進もうと思えるエネルギーが湧いてくる。

そして何より取り組むことによって体は圧倒的に健康に！笑

来シーズンに向けて

マラソントレーニングやってみようかなと思う方から

ご連絡お待ちしております。

それでは今週はこの辺で。