みなさん、こんにちは!
先週も、今週も壱岐でDIYに勤しんでいるVです。
さて、先週は合間を縫って鳥取県鳥取市鹿野町という町に
今後の場づくり(企業向けの地域課題解決×リーダシップ開発)の
舞台となりうるかどうかのリサーチへ行ってきました。
私たちはどうやって場づくりの舞台を探し、そして決めているのか?
今回は新たな地域との出会いを意図しつつ
そんなことについてつらつらと書いていきたいと思います。
■探し方について
これは超シンプル。ご縁です笑。
まず大前提、私たちの基本スタンスとして
クライアントにこちらから積極的に営業をかけるということはせずに
流れに身を任せて自然に出会う縁を大切にしているのですが
(縁というと聞こえは良いですが要は超絶受け身です笑)
場づくりの舞台となる地域との出会いも同様。
今回もこれまで企業のリーダシップ研修の場として
ずっと場づくりをさせて頂いていた鳥取県智頭町のご紹介で
日本財団という公益財団法人から
地域での場づくり(研修)について
一度話しを聞かせて欲しいということで
彼らがプロジェクトを進めている鹿野町に伺うことに。
なんとお堀の中にお城の中学校! |
日本財団?
日本財団は一つの地球に生きる、一つの家族として。
人の痛みや苦しみを誰もが共にし、
「みんなが、みんなを支える社会」をつくるために
ソーシャルイノベーションに関する様々な活動をしている公益団体。
鹿野町?
鹿野町は鳥取市から車で20分ほどの城下町。人口約4400人。
400年続くお祭りをベースに住民自らによる町づくりを20年も前から実施。
古民家を活用した空き家活用は県内で最も進んだ取り組みを行っています。
アート活動も非常に盛んで、鳥の劇場という演劇の団体が廃校を活用した
専用シアター持ち活動
(恐らくローカルでここまでの規模で運営している演劇団体は日本で唯一。
ということで海外での知名度も非常に高い。)
鹿野ミュージカル(音楽祭)はなんと20年以上前から活動。
2016年からは鹿野芸術祭もスタートと、この規模の町で
これだけ文化的に豊かなところは見たことがありません。
ちなみに温泉もあります笑。
廃校を活用したスタジオ |
なぜ日本財団から要望があったのか?
実は、日本財団と鳥取県は、みんなでつくる“暮らし日本一”を目指し、
地域住民が元気に暮らし、誇りを持てる社会づくりのための
5年にわたり30億円規模で連携協定を締結し、
様々なプロジェクトを実施しています。
そのひとつのプロジェクトとして
鹿野町の地域のリーダー育成の仕組みづくりがあり、
その仕組みの一部として合同会社こっからがやっている
地域課題解決×リーダシップ研修の取り組みに
可能性があるのではないかということで声をかけて頂きました。
結論、今後鹿野町を舞台に何かやりましょう!となったのですが
■決め方ついて
こちらも超シンプル。プレイフルかどうか笑。
もう少ししっかり言葉にすると
その地域が私たちの研修の場としてやろう!となるために
テクニカル(左脳的)には大きく5つのポイント。
プレイフル(右脳的)には1つのポイントを観ています。
テクニカルな話は今回置いておいて
プレイフルのポイントについて触れたいと思います。
もう「プレイフル」と書いてしまっているので
実はそのままなのですが
純粋にその場に行ってみた上で
自分自身が腹の底からやりたい!と思えるか。
主観で非常に恐縮なのですがシンプルにそこに尽きます。
そう言うと
「あ~ワクワクするかって大事ですよね」とよく言われるのですが
ワクワクとはちょっと違うのです。
少しマニアックな話に聞こえるかもしれませんが
あえてホルモンで分けて表現すると
ワクワクというのはアドレナリンで
プレイフルはセロトニンなのです。
アドレナリンは瞬間的(一時的)なので
それを元にドライブにすると後々後悔することになります。
(実際は両方のブレンド・バランスが大事なのですが)
とはいえ、実際にこんな話をしても
相手にはよく伝わらないので
違う表現で伝えることにしています。
それは
「私たちは便宜上(わかりやすいので)課題解決という表現を使って
地域課題解決×リーダシップ開発のプログラムです。と言っていますが
実際は「課題」という表現は極力使いたくありません。
なぜなら地域にはそもそも課題がないと考えているからです。
「うつ病」や「ニート」がある年からいきなり増えたのも、
それを「問題」だと
ある立場にいる人たちが自分たちのメリットのために
「問題」にしたからです。地域も同じ。
地域課題という言葉もある立場にいる人たちが
自分たちのメリットのために「問題」にしているのです。
「問題」は仮に解決したように見えても
連鎖的に別の問題を生み出し続けます。
なので、私たちは地域課題解決をしたいのではなく
感覚としてはこの地域を舞台に
一緒にただただ遊びたいのです。
その質感を私たちは「プレイフル」とよんでいます。
「遊び」と言うと少し不謹慎に聞こえるかもしれませんが
遊びは本気じゃないと楽しくないし、
何よりも「楽しさ」って大事。
実際に地域で活動している人って課題があったから
その活動をしている訳ではなくて、
単にそれが好きだからとか、楽しいからやっている人って結構いる。
彼らの活動がそうであるように
私たちのプロジェクト(研修)も、
結果、それが関わる全ての人のためになると考えています。云々」
というような話をして
そんなプレイフルな感覚を共有できるところに決めています。
そんなこんなで鹿野町以外にも
今年は福井県鯖江市にもご縁を頂き場づくりをすることになっています。
さらに今年はどんな遊び場と出会えるのでしょうか?
楽しみにしています。
さて、来週のこっからブログは
遊びと言えばのきみはるです。
どんな遊び哲学が出てくるのかお楽しみに。
最後に告知をいくつか
ひとつめ、
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ふたつめ、
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