みなさんこんにちは！きみはるです。
桜が散り、すっかり春の陽気が感じられる季節になりましたね。
卒業、入学、入社、異動、、新生活を始められるみなさんも多いと思いますが、
僕も今週から、長く住んだ東京を離れて福岡に移住することになりました。
昨日、これまで住んだ家を去り、
明日の移動を待ちながら、ホテルの部屋でこの記事を書いているところです。
思い返すと大学で４年、
前職では海外勤務から帰国して６年。
ここ東京では、嬉しいことや辛いこと、
色んな出来事がありました。
新生活のスタートはそれだけでワクワクするものですが、
同時にそれまでの生活にもいったん区切りがつきます。
引っ越し作業は色んな意味で息があがるので、
その期間中、多くのことに鈍感になりがちですが、
一方でこの過渡期の心情の機微は、なんとも不思議だなぁと思うのです。
お世話になった部屋を丁寧に掃除していると、
色んなシーンがフラッシュバックして、
感謝の気持ちやらなんとも言えない切ない気持ちが溢れます。
家にお礼を言ってホテルに向かう道すがらでは、
もう同じように目にすることはないであろう風景やこの街の人たちが、
なんとも愛おしく感じたりさえします笑。
起きていることは普段と何ら変わらないはずなのに、
「これが最後」と自分が感じていることだけが原因で、見え方が変わる。
人間は本当に勝手な生き物だなぁと思います。
思えばこの身勝手さは、普段でもけっこう起きたりしてます。
たとえば些細だけど待ち合わせに遅れる相手に対して。
自分が時間通りに来て待っているだけだと腹がたつのに、
自分に別の用事があって「もう少し時間が欲しい」状態だと、
ラッキーに思ったり。
こうして書いてみると「そりゃそうでしょ」と思うかもしれませんが、
起こっていることは変わらないのに、
その瞬間「自分が何を欲しているか」を所与にして、
世界の捉え方が変わります。
実に勝手です。
そして今週から始まる新たな生活では、
きっと色んなものが新鮮で、キラキラして見えるはずです。
これも僕自身の状態と在り様がその瞬間、勝手にそうさせていること。
この感覚がずっと続けばいいのに！
と、頭では思っていても、
きっとしばらく経てばまた薄れて日常に戻るんでしょう。
でもだからこそ
僕はこの時期が特別に好きです。
感謝と発見に溢れます。
というわけで東京と東京の皆様、
今まで大変お世話になりました。
またどうせ頻繁に来ますので、遊んでください。
そして、福岡に来られる際は、
必ず一報ください。
僕と仲間で、プレイフルに歓待させていただきます。
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